レイキは日本古来の手当て療法

私たちは身体に痛みや違和感があると自然と手を当てます。

例えば、お腹や腰が痛い時に手を当てたり、不安や緊張する時は胸に手を当てるなど、無意識に手を当てることで楽になり癒されることを知っています。

レイキの技法はとてもシンプルで、複雑なテクニックや鍛錬、修行などの必要がありません。

手を優しく身体に当てエネルギーを流すことで身体・氣のバランスを整え、本来備わっている自然治癒力や自己回復力を高め引き出していきます。

レイキの歴史

1922年（大正11年）臼井甕男（うすいみかお）氏が京都の鞍馬山で21日間の断食・瞑想修行をおこない感得した癒しの技法です。

より広く世の中の人に伝えていきたいと「手を当てて癒す」ことを「臼井式靈氣療法」または「靈氣」と呼び普及していきました。

日本発祥のレイキは、臼井氏の直弟子の林忠次郎氏からハワイ在住の高田ハワヨ女史に受け継がれ世界中に広がりました。

レイキの意味

レイキとは、本来は「靈氣」＝「霊氣」という漢字で書きます。

霊とは富士山のことを「霊峰富士」人間のことを「霊長類」と呼ぶように「神々しい」「聖なる」「尊いもの」という意味があり、氣とは「力」や「エネルギー」を意味します。

つまり「霊氣」とは無限の宇宙生命エネルギーと繋がり、体・心・魂のあらゆるレベルの浄化と癒しを促進し、自己成長を促してくれるものです。

代替医療として世界に広がるレイキ

日本発祥のレイキは現在、アメリカ・イギリス・ドイツ・オーストラリア・カナダなど欧米先進国では医療保険が適用とされており、医療従事者によるレイキヒーリングは代替医療のひとつとしても普及しています。

ハーバード大学病院、コロンビア大学メディカルセンター、イェール大学、アメリカがん治療センター、ニューヨーク大学メディカルセンター、米国立補完代替医療センターなどではレイキが実施され、イギリスではリフレクソロジースクールの必須科目となるなど多くの分野で活用されています。

更にインドやオーストラリアでは、医師免許と同様にレイキティーチャーが国家資格として認められるなど、海外では既に「代替医療として権威ある地位」を確立し高い評価を得ています。